ユニーク名札
名札やネームプレートについて諸々考えるコラム。今回は変わり種の名札です。
世の中にはユニークな名札やネームプレートがたくさんあります。今回は街で見かける、「変わり種」の名札についてお話ししたいと思います。
ユニークな名札やネームプレートたち
スターバックスの店員さんのネームプレート、名前が手書きで、さらにちょっとしたイラストが書かれてあったりするのをご存知ですか?あのネームプレートを見るとなんだかふっと気が緩むのは私だけでしょうか。
このように最近、名札に氏名や会社名、店名のほか、「いらっしゃいませ」「ありがとう」のような挨拶や、趣味や得意なこと 、自分のキャッチフレーズやお店のオススメなどが書かれている名札を頻繁に目にするようになりました。「最強の笑顔、佐藤」「趣味はマラソン、田村」などさまざまですが、特におもしろい名札はSNSでもよく話題に上がっています。
少し手を加えるだけで、名札やネームプレートに温かみが生まれる
名札にただ一言添えるだけのことですが、変わることがあります。趣味を書けばその人のことが知れて親しみやすくなりますし、出身だと、話題のきっかけになるかもしれません。またイラストやキャラクターのシールを貼ったりすれば、その人となりを想像させますし、お店のコンセプトや伝えたいことを書けば、どんな体験をお店が提供しようと考えているのか上手く伝えることができます。
つまり名札が、人とのコミュニケーションのきっかけになるというわけです。それはお客様との関係を作ることは勿論、スタッフ間でも同じことで、会社やお店の雰囲気を良くすることにも繋がるでしょう。相手に少し親しみを持ってもらえたり、話が弾んだりすれば、お互いに良い気持ちで接することができるようになります。
名札にちょっと変わったことが書いてあれば、人は自然と目を留めます。少し立ち止まり、興味を持ってもらうことができれば、それだけで成功と言えるのかもしれません。ほんの些細なことですが、それがコミュニケーションの始まりだからです。
名札・ネームプレートを工夫しよう!
ひとりひとりが胸に大きな名札を付け、名前や会社名だけではなく、各自が好きなことを書けるよう余白を設ける。 そうすれば、それは一種のメッセージボードになります。
例えば、月ごとにテーマを決めてメッセージを書き込むのはどうでしょう。4月は「好きなお花見スポット」、5月は「ゴールデンウィーク何をする?」6月は「雨の日に家で聴きたい音楽」などと、コミュニケーションがとりやすいようなテーマにするのもいいかもしれません。
出身とその土地オススメの物・事を書いたり、お勧めメニューを、お勧めコメントと共に書くなど、いろいろ楽しい工夫ができそうですね!